以前、タブロイド版のPR紙についてご紹介させていただきました。
このタブロイド誌Vol.01の一番最後のページに、
東京會舘の旧舘の写真が載っています。セピア色で素敵な写真です。
この写真について、先日お客様から「とても素敵な建物なので、誰が設計したのかをぜひ教えてほしい!」というお問い合せをいただきました。調べていくうちに、もう一枚玄関前の素敵な写真を発見しましたので、ぜひご紹介したいと思います。黒塗りのレトロな車や、ベルボーイが写っているところがかっこいい写真です。
設計者は『
田辺淳吉』『草間市太郎』。大正9年4月、清水組による起工式で、建設がスタートしました。
工期は2年6ヶ月、大正11年に完成です。764.45坪の土地に、建坪(建物が建っている地面の面積)は512坪、半地下1階、地上5階建ての、コの字型のルネッサンス様式の建物です。同じ大正11年に付近で完成された建物は、三菱銀行本店(丸の内)、帝國ホテル新館(日比谷)、報知新聞社(丸の内)などがあります。
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